ロゼワインのお話し

2010,09,19 | ワインのあれこれ

EOWINE秋なのにロゼワインのお話です。夏場のイメージのあるロゼワインですが、今回ご紹介するワインはこれからの季節にもお勧めです。
LISTEL FRANC de PIED EO WINE  リステル フラン ドゥ ピエ

産地はローヌ川河口の南仏の地中海沿岸に位置するカマルグ地方の塩分を含んだ平原です。

簡単にティスティング・コメントを。

外観は輝きのあるサーモンピンク、ピーチやアンズのコンポート、マンゴーやバナナ、小さな赤い果実の香り、味わいは最初に繊細さや優しさを感じ、後からふくよかなヴォリュームが広がります。

そして私が思うこのワインの最大の特徴は、後味の面白さ!なぜか熟成した白ワインのような味わいがあり、また古酒のような深い余韻が口に残るのです!

インポーターのVRANKEN社に確認したところ、

1.グルナッシュ・グリという珍しい品種100%で造っていること。
2.ぶどうを塩分を含んだ砂質土壌にうえ有機栽培していること。
3.全ての樹が接木をしていない自根であること。そして樹齢40~50年の樹から採れた葡萄を使用しているといった要因が関係しているということでした。

こちらと相性の良いお料理は、お昼では、Saumon à l’oseille mi-cuit à 53° 「サーモンのオゼイユ風味、53度の低温調理」。

また、ディナータイムのメイン料理であるHomard Breton sauce truffe liée à sa corail 「ブルターニュ産活オマール海老、コライユとトリュフのソース」やPigeonneau rôti 「フランス産仔鳩のロースト」と合わせるのもも面白いかと思います。それほどしっかりとしたロゼワインの常識を覆すような味わいです。

グラスワインでもお楽しみいただけるのでぜひ一杯。

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