
■アルテリーベの歴史は1965年に始まる
ミュージックレストラン アルテリーベは、「愛と酒と歌は喜びと楽しい雰囲気を創造する」をモットーに1965年に横浜の旧横浜商工奨励館の本町通沿いに開店しました。
1996年の夏に旧横浜商工奨励館の修復保全工事のため、惜しまれながらも31年の幕をいったん閉じ、2000年11月の現在の位置に移り、外観は銀杏並木と歴史的建造物で彩られ、室内はウイーンの芸術様式で統一された空間でリニューアルオープンしました。

アルテリーベの室内装飾は、ウイーンの芸術様式であるユーゲントシュティル、その中でもとりわけ、20世紀初頭の「ゼセッション」分離派と呼ばれる様式が使われています。装飾の基点は、ベーゼンドルファーのピアスになります。
1999年にフランクフルトのピアノ展覧会に出展されたユーゲントシュティルをテーマにした作品で、正方形の寄木の刻印が特徴です。デザインを統一するべく、腰板や壁にも同様の正方形の寄木が刻まれています。建具や床の寄木は全て今も現存するウイーン工房により制作されました。
また、曲げ木で有名なトーネット社に特注で作製したイス、ロブマイヤー製のシャンデリアやテーブルランプはすべてその芸術様式を表す作品です。
禁断の果実をモチーフにしたシャンデリアにイブをそそのかした小さな蛇がいることも小さな遊び心です。
そして、四本の円柱には、ウイーンの分離派美術館をモチーフにした黄金の月桂樹の葉が描かれています。1929年に建立された旧横浜商工奨励館も当時の新様式を反映した建築物で「ゼセッション」の様式により、建物の内装と外装が見事に調和しております。アルテリーベはこうして新たな内装とともに生まれ変わりました。
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