私と恋に落ちて!?
2010,03,03 | 撮影行われました
実は、これは、先日の映画の撮影風景。アルテリーベでは、よく撮影が行われます。
監督・脚本は、鴻上尚史さん。
主演は深田恭子さんと椎名桔平さんです。
スタッフの方々は、エキストラさんも含めて70名以上。
結構広い店内なんですが、撮影機材などもあり、さすがにこの日は狭く感じました。 撮影隊の皆さんの熱気もすごかったです。
窓の外もこんな感じで、
当たり前ですが、スタッフさんの手際の良いこと。
椎名さん登場。実物はさらにイケメンでした。撮影の合間に気さくに話しかけてくれたりして、ちょっと嬉しかったです。
残念ながら、柱の陰には、深田さんは撮れませんでした。
同じシーンを何度も何度もリハーサルと本番を繰り返しながら撮影していくとても根気のいるお仕事のようです。(いやーほんとに大変そうでした)撮影隊の皆さんお疲れさまでした。
『私と恋に落ちて』~恋愛戯曲~
依頼したドラマの台本を受け取りに“恋愛ドラマの女王”と呼ばれる女流脚本家・谷山(深田恭子)のホテルを訪れたテレビ局のプロデューサー・向井(椎名桔平)。谷山は向井に、本当の恋愛ドラマを書くために、「私と恋に落ちてちょうだい」と言い放つ。 向井は谷山に翻弄されていく。谷山の書く<台本>の世界では、脚本家を目指す人妻・吉澤(深田恭子)が、やはり訪ねてきたテレビ局のプロデューサー・長谷川(椎名桔平)に恋をする。人妻・吉澤が書く<台本の中の台本>では、売れっ子脚本家・谷山が、<現実>と同じように、向井に「私と恋に落ちて」と迫る。 3つの世界を早いテンポで越境する恋愛コメディー。
秋公開予定の映画です。映画の中でアルテリーベのシーンを是非チェックしてみてください!
門田
ヨーロッパへ行くということ
2010,03,03 | Introduction, エトセトラ…, ミュージックレストランとは?
私は年に何度も渡欧しています。常日頃、ヨーロッパに行くということにロマンがあったということを忘れないでおきたいといつも思っています。ロマンとは、目的意識とそれに付随する風情のことを指します。
例えば、100年前のニッカウィスキーの竹鶴さんは馬車、汽車、船を乗り継いで遥々渡欧したわけです。
何年という月日をかけた旅は、大きな苦難があったことも想像されます。
そして、スコットランド人の嫁をはるばる北海道に連れて来るなんて我々の想像を超越した行動です。
では、40数年前、母が初めて渡欧した時代はと言うと、ボーイングのジャンボジェットが初めて就航して間もない頃で、だいぶ行きやすくなってはいますが、当時は冷戦の最中。
ロシアの上空を飛べないのでアラスカのアンカレッジ経由で16~7時間はかかっていました。
日本人の海外旅行客が少しずつ増え始めた頃で、当時、ルノートルやコルドンブルーなどフランス料理学校にはまだ日本人も少なかった時代です。
そこには憧れというか、ロマンがあったのです。
今は旅行も誰でも簡単にできるようになりました。でも、外国旅行といっても美術館巡りや観光だけでなく何か現地に触れて見つけてこれるといいですよね。
私がヨーロッパに行く理由は家族のこともありますし、子供の頃向こうで育った頃のノスタルジーもあります。それとともに、アルテリーベの音楽家、ドレスの買い付け、現地のレストランの食べ歩き、そしてシェフとの交流などを通して、ヨーロッパをそのまま横浜にそのまま持ってくることが最も大きな理由です。

リモージュからリヨン行きのプロペラ機
アルテリーベにご来店のお客様にそのロマンを少しでも感じていただけたらと思っています。
今度お越しいただいた時は、是非味わってみてください。
日比生